自分の夢や理想の暮らしを実現するための設計図ーライフプランーがつくれたら、
年に1回はひっぱり出して、家族と一緒に眺めてみることをおすすめします。
日々の忙しさの中で、ライフプランも自分の大切にしたい価値観もつい忘れてしまいがち。
お茶とおやつを囲みながら「あの時はこう思っていたんだね」と語り合うだけでも、
暮らしやお金の使い方を見直す良いきっかけになります。
今回は、ライフプランを点検するときの3つの視点をご紹介します。
(ライフプランをこれから作る方は「意味のあるライフプランを作るコツ」もぜひご覧ください。)
1.まずは、キャッシュフロー表の「貯蓄残高」をチェック

キャッシュフロー表(サンプル)
キャッシュフロー表とは、ライフプランの実現に向け、お金の動きを数字で見える化するためのツールです。
その一番下にある「貯蓄残高」を、まずは見てみましょう。
(「現預金の額」「金融資産残高」など、表現は使うソフトやテンプレートによって異なります。)
貯蓄残高は、1年前より増えていますか?減っていますか?
「思っていたよりも・・・?」と感じたら、ライフプランと今の暮らしを1つずつ照らし合わせてみましょう。
2.働きかたは理想通り?
働く場所、収入、自分時間とのバランス・・・
思い描いていた”働きかた”を、今の自分は実現できているでしょうか。
「生涯現役で働きたい」
「家族との時間や趣味の時間を確保したい」
「夢の実現に近づくために収入を増やしたい」
どんな働きかた、時間の使いかたが自分にとって満足度が高いのか。
今の暮らしを無理なく楽しめているかを振り返ることは、今後の選択の軸になります。
3.自分にとって価値あるものに、お金を使えている?
「節約はがんばっているけど、楽しめていない」
「何にお金を使ったか覚えていない」
「無駄づかいをしているつもりはないのに、貯蓄が増えない」
自分にとって価値のあるものにお金を使えていないと、
貯蓄や収入が多くても、なんとなく不安に思ったり物足りなさが残ることも。
そんなときは、お金の使い方を見直すチャンスかもしれません。
まずは、今日から1つだけでも支出を見直してみる。
「そのお金の使ったとき、どんな気持ちになったか?」を振り返ることから始めましょう。
4.まとめ
ライフプランは作ってからがスタートです。
年に1度確認することで、順調なら安心につながり、ズレがあれば早めに修正できます。
ズレが大きかったり、途中でお金が足りなくなりそうな時は、ライフプランを作り直すことも必要。
そうやって少しずつ磨いていくことで、自分に合ったライフプランに育っていきます。
きっと、暮らしを支えてくれる心強い存在になるはずです。